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J( 'ー`)し「カーチャン、一目惚れしちゃった」ようです


( ;^ω^)「カーチャン、よく聞こえなかったからもう一度言ってほしいお?」


僕、ブーンはカーチャンの声に驚いた。
どれくらいかと言うと、カーチャンが何を言ったのかもわからなくなるくらい驚いた。


J( 'ー`)し「あら、聞いていなかったのかい?
      カーチャン、てっきりタケシが聞いているとばかり」


カーチャンは僕の言葉に、笑顔のままで――って、


(;;^ω^)て「タケシって誰!!!」

J( 'ー`)し「ウフフフ、おちゃめなカーチャン流ジョーク☆」


( ´ω`)カーチャン ッタラ オッチャメー



J( 'ー`)し「それで、さっきの話なんだけどね」

( ´ω`)「お?」



J( 'ー`)し「カーチャン、一目惚れしちゃった」



( ゚ω゚)て「なんだってぇぇぇおおおおおおおお!!!!」


カーチャンの言った言葉。
それは、家庭崩壊ってレベルじゃなかった。







J( 'ー`)し「カーチャン、一目惚れしちゃった」ようです






( ;゚ω゚)「カカカカカーチャン? そそそそれってどういうことだお?」


こ、これは聞き違いに違いないお。
一目惚れって、目と目が合った男女が恋しちゃうアレだお。
でも、カーチャンはもう40歳すぎてるお。おばちゃんだお!


J( 'ー`)し「ブーンちゃんに、新しい家族ができます☆」


そ、それってもう再婚目前ってことかお?!
一目惚れどころか、完全に結婚するおつきあいじゃないかお。
で、で、でも、カーチャンには……


( ;゚ω゚)「トーチャン!! カーチャンには、トーチャンがいるから!!」

J( 'ー`)し「……え?」


( ;^ω^)「え?」


カーチャンのリアクションに、僕は絶望した。



J(;'ー`)し「え、え?」

( ;^ω^)「まさかとは思うけど、本気でトーチャンのこと忘れてないおね?
       ちゃんと、トーチャンと話し合てる……おね」


トーチャンがいるのに、別の人と再婚するとかいくらなんでも、それはないおね。
だって、離婚だってしてないし。
でも、ひょっとしたらもうカーチャンとトーチャンの間では話しが進んでいて、僕だけが知らないなんてことも……。


J(;゚ー゚)し「あ」


何このリアクション―――!!
ま、ま、ままさか、本気でカーチャンはトーチャンのこと忘れていて、
それでもってそのまま再婚しようとしていたってことかお?



(  ω )「ひどいお、ひどすぎるおカーチャン!!」


いくらなんでも、これはひどすぎるお。
一目惚れ……はしかたないかもしれないけど、いきなり家族とか。


(#゚ω゚)「トーチャンのこと忘れて、再婚しようとするなんて!!」


J(;'ー`)し「ブーンちゃん?」

( ;ω゚)「う」


涙がぼろぼろと流れる。
このまま泣き続たかったけど、僕は口をもう一度開いた。
トーチャンのことを忘れたカーチャンに、どうしても言いたかったから。


( ;ω;)「トーチャンがかわいそうだお」


だって、僕はカーチャンのことも好きだけど、トーチャンのことも大好きなのだ。



J(;'ー`)し「……ひょっとして、勘違いしてないかい?」

( ;ω;)「はひ?」


( つω⊂)ゴシゴシ  □J('ー` )しハイ、ハンカチ


ハンカチをくれたカーチャンはいつもと同じ優しい顔で、さっきまでのメチャクチャな言葉が嘘みたいだった。
僕はカーチャンの顔を見ているうちに落ち着いてきて、あわててハンカチで涙をふいた。


J( 'ー`)し「ほら、もう中学生なんだからもう泣かないの」

( つω^)「おー、でも」


これまでのことが、勘違い?
カーチャンが一目惚れしたって言ったのも、新しい家族ができるって言ったのも本当で。
……もう、何がなんだかわからない。



( ;^ω^)「……か、勘違いってどういうことだお?」

J( 'ー`)し「ブーンちゃんはカーチャンが男の人に一目惚れして、再婚するって思ったんでしょ?」

( ^ω^)「そ、そうだお……」


カーチャンの言った言葉は、これまで僕が考えていたことと同じだった。
首を縦にふる僕に、カーチャンはおかしくてたまらないといった様子で笑い出した。


J( 'ー`)しクスクス

( ;^ω^)て「何で、笑うんだおカーチャン!」

J(*'ー`)し「そうね、たしかにちょっと紛らわしい言い方だったかもしれないわね」


カーチャンはひとしきり笑い声をあげると、部屋の外から見慣れない大きな箱のようなものを持ってきた。
それは取っ手のついた、鞄みたいにも見える箱だった。


J( 'ー`)し「新しい家族っていうのはね――この子のことよ」


(∪^ω^) わんわんお!



(*^ω^)「おおおおお!!!」

(∪^ω^) わんお! わんわんお!


箱の中から、ひょっこりと姿をみせたのは、白いフワフワとした子犬だった。
わんわんおと元気に鳴いている姿が、ものすごくかわいかった。


J( 'ー`)し「流石さんのとこの奥さんから、子犬を飼わないかってずっと言われていてね。
      お断りするつもりだったんだけど、この子の顔ったらブーンちゃんに似てて……」


J(*'ー`)し「カーチャン、一目惚れしちゃった」

(∪^ω^) わんわんわんお!


カーチャンは嬉しそうに笑うと、子犬をぎゅっと抱きしめた。
抱きしめられた子犬も嬉しそうで、僕はなんだかあったかい気持ちになった。


J(;'ー`)し「でも、トーチャンには相談せずにもらってきちゃったから、ブーンの言葉にはびっくりしたよ」

( ^ω^)「そう……だったのかお」


だから、カーチャンはトーチャンの話をしたときにあわてていたんだ。
カーチャンの言う通り、全部僕の勘違いだったんだお。




( ^ω^)(^ω^∪)


僕は、子犬の顔をじっと見る。
そうすると、カーチャンの言うとおり僕に似ているような気がするから不思議だ。
何だか弟か、妹ができたみたいだ。


J( 'ー`)しb「カーチャン、トーチャンを頑張って説得してこの子を絶対に家族にするからね!」

( ^ω^)「ブーンも頑張って説得するお!!」


勘違いでよかった。
フワフワで元気な僕の新しい家族。その方が、家庭崩壊なんかより、ずっとずっといいに決まってる。


J(*'ー`)し「いいのかい?」

( ^ω^)「もちろんだお!」


だって、僕も――


(*^ω^)「この子に一目惚れしちゃったんだお!」


おしまい





( ^ω^)('A`)( ´∀`)ブーン系小説シベリア図書館 大復活祭~真冬の夜の夢~(仮)参加作品
まとめは コチラ(リンク先は 短い( ^ω^)のようですブログさん)


久しぶりのシベリアでのお祭りなので、どうしても参加したかった。(ブログで宣伝はできなかったけど)
ギリギリ滑り込みで間にあって今では、満足している。

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